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まんまるボス外伝

生存者

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この本
東北地方太平洋沖地震及び津波に被災し生き延びたひとの話がいくつか書かれてある
ノンフイクションノベルとでもいうのだろうか

ページを開くのもそれなりの気持ちが必要だったし
少し読んで身体にザワザワとする震えのようなものを感じた
読み続けるには勇気が要った

読もうと思った訳
それは自分や仲間の両親だったり親戚、知人の死に関して
なんらかの事実だったり手掛かりが見つかるかもしれないと考えたからだ

読んだけど残念ながら知りたいことは記されていなかった


ただ
あらためてひとつ強く思いを深めたことがある

あの日強い揺れから津波が来るまで
現実の「時間」より体感する「時間」は短かったということ
強い揺れがあって驚愕と恐怖があり動揺しながらの避難
そして避難の必要を意識してからの行動と「安全な場所」への導線は
平時とは全く異なるはずだ
充分な余裕など無かった
余裕を感じたひともいるかもしれないけど
状況によってはそうでないひともいるはずだ
これを読んであらためてそう思ったのだった

逃げる時間があったはずとか
なんで逃げなかったのかとか
「机上」ではそういったようなことをいうひともいるが
逃げたくても逃げれないひともいるし
逃げ場を失ったひともいる
例えば両親はどうだったのだろう
このまま知らないままかもしれない

ただただ
祈るは安らかな眠り

2013年2月11日
大震災津波から1年と11か月目
月命日

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by bulltats | 2013-02-11 11:40 | 東北地方太平洋沖地震及び津波